防疫対策

鳥インフルエンザの防疫対策として 様々な取り組みを行っております。 Initiatives for safety

車両消毒

車両消毒

車輛消毒は消毒ゲート(ヨシダエルシス製 SDGS型)を通過する方式で行っております。 ゲートを通過するタイミングは集荷出発時、集荷帰社時、車輛待機時の3回行っております。 消毒液はパコマ消毒液(500倍希釈)を使用しております。

集荷帰社後

集荷帰社後

集荷帰社後に食鳥検査員が生体検査を行い、問題ないことが確認できた時点で懸鳥ホームにトラックを接車して荷台から集荷してきた親鶏を降ろします。

トラック荷台の洗浄消毒

トラック荷台の洗浄消毒

作業終了後にトラックの荷台を高圧洗浄機で洗浄し、洗浄後にパコマ消毒液(500倍)を動噴で噴霧しております。

ラック洗浄(洗浄機)

ラック洗浄(洗浄機)

懸鳥終了後に、たまごの殻や羽根を取ってからラック洗浄機に投入します。ラック洗浄機は下部にステンレスのコンベアがラックのタイヤを押しながらゆっくりと洗浄していいきます。特に死角であるラック上部や下部の底面を徹底洗浄するように洗浄ノズルの位置を調整しています。

ラック洗浄(仕上げ)

ラック洗浄(仕上げ)

ラック洗浄機から出てきたラックは、汚れの状態を確認しながら高圧洗浄機で洗浄しております。

蒸気殺菌・消毒

蒸気殺菌・消毒

洗浄仕上げが終わったラックは蒸気で殺菌しております。やはり洗浄機と同様で、ステンレスのコンベアでラックのタイヤを押しながらゆっくりと蒸気の中を進んでいきます。その後で消毒液(パコマ500倍液)を散布して消毒します。

タイヤ消毒

タイヤ消毒

蒸気殺菌終了後にラックのタイヤを踏み込み槽の中を転がして消毒しております。踏み込み槽はパコマ消毒液(500倍)を使用しております。

積込み

積込み

タイヤの消毒が終了したら、消毒を終えたトラックに積み込まれます。待機車輛がない場合は場内用トラックでラックセンターに移動されます。その際も消毒ゲートを通過していきます。

ラック、コンテナ保管

ラック、コンテナ保管

ラックセンターは防鳥対策としてテント式の屋根と、周囲はネットで囲いをしています。

ラック保管センター

10ラック保管センター

保管してあるラックはシャワーリングにより消毒を散布できます。長期保存時や使用前にはシャワーリングをして消毒します。(パコマ500倍液)

トラック駐車場

11トラック駐車場

消毒を修了した車両は、駐車場で待機します。駐車場は車輛約20台が駐車できるスペースがあります。現在は大型トラックが10台、中型トラックが5台を保有しております。

アウト用ラック

12ラックの種類

ラックは左記の2種類を使用しております。上図はアウト用(6面開き)のラックです。 下図はヒナ用のラックです。この2種類のラックを使用しております。また、ラックの待機場もアウト用とヒナ用とを別々に管理しております。

ヒナ用ラック